Friends Of Jabu / First Offering
■クールなファンクビートに猥雑でチープな女性コーラス、そしてTheryl de Clout@Galacticのキザっぽいボーカルで始まるこのアルバム、ベーシストのJimmy IvesのパーソナルバンドFriends Of Jabuのファーストアルバムだ。
■バンドはG・B・Dr・Key・Perc・3つのホーンにTherylを含め4人のボーカリストやコーラスが交互に入っている。計12人。Jimmy IvesはNOの職人ベーシストで、Mem Shannon、 Buckwheat Zydeco、Michael Ward and Reward,、Irene Sage、そしてMonk Boudreauxなどのサイドマンの職歴を持つ。ザディコからインジャンまで幅広い芸歴が生かされてか、このアルバムもファンクアルバムではあるが、実に幅広い音を聞かせてくれる。
■カリブサウンド(ソカ)を前面に打ち出した#2と#10、ブルージィバラードっぽい雰囲気をかもす#3、ラテンビートにラップが絡む#4、#5はRechelle Cookの美しい女性ボーカルが映えるアシッドジャズ、#6はレゲエ、#9はラテンビートに3本のホーンが激しいインストゥルメンタル。。。という具合だ。
■どの曲もスマートでちょっと猥雑感を持つ、これがJimmy Ivesの持ち味なのだろう。白岩さんが80年代風だと指摘しているが、カリブっぽい部分でチープな雰囲気を意識的に表現しているが、この部分が80年代の表層主義と似た肌触りがするのだろう。基本的には紛れもないニューオリンズファンクなのだが、あまり粘着質でない分、UKクラブチャートが好きそうな音でもある。つまりドライヴ感があり、かなり心地のいい音だということだ。大推薦!
■それにしてもジャケがいけてない。インジャンかヴードゥーのアルバムかと見間違えそうだがこれはジミーの宗派の関係らしい。公式HPはfriendsofjabu.com。こちらで試聴も出来ます。
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