New Orleans J |
Jon Cleary and the Absolute Monster Gentlemen / Mo Hippa
■ボニーレイットのバックバンドもつとめているイギリス生まれのルイジアナピアノマン、ジョン・クリアリーの2008年シドニーでのライブアルバム。バックバンドは(一部メンバーチェンジがあるが)おなじみのAbsolute Monster Gentlemenということで、気の置けない演奏が楽しめる。
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John Boutte / Good Neighbor
■やっとでた! 08年発売John Boutte渾身の個人名義アルバムである。コラボや企画モノでは多数声が聞けたのだがやはり20世紀最後の名盤であるファーストソロ「At The Foot Of Canal Street」の続きが聞きたかった。 |
John Boutte With Conspirare / John Boutte With Conspirare
■小品ながらもとても美しいBoutte07年のアルバム。テキサスを主たる活動地としているConspirareというクワイアとのコラボだが全曲が合唱つきというわけではない。どちらかというとピアノの伴奏にあわせてブッテが唄うライブアルバムという意味合いが強い。 |
New Orleans Juice / Juice Live! Hey buddy
■ジュース(通称New Orleans'
Juice)の2005年発売された2枚組ライブアルバム。このアルバムではニューオリンズオルガン業界のホープであるJoe
Krownと元Smilin' MyronのギタリストSam Hotchkissが正式メンバーとして参加している。 |
Johnny Sketch and the Dirty Notes / Big Awesome
■2008年2月にBuffaloから日本発売された素描家ジョニーと汚れた帳面たちのスタジオ3枚目はえらく気合が入っている。前作のときにPOP、JAM、ROCK、FUNK、Reggae、Krezmerなど取りとめがないと書きましたが、同じことを今回は変幻自在と褒め言葉にしてしまいます。色々なジャンルの音が混在しているにもかかわらず、明らかにJohnny Sketch and the Dirty Notesしか出せないスリル感とファンクネスで貫かれていてとてもきもちがいいです。 |
James "12" Andrews & The Crescent City Allstars / People Get Ready Now
■Dr. John、Charmaine Neville、Walter "Wolfman" Washington、June Yamagishiなどなど豪華メンバーとバカ騒ぎをしたFUNKアルバム。トランペットを中心にすっごくグルーヴィーで贅沢なブラックファンクを聞かせてくれる。 |
James Booker / Live at Montreux
■97年に世に出た78年のスイスはモントルーでのライブアルバム。ピアノソロ数曲の後Cash McCall(ギター)、Fred Beckmeier(ベース)、Tony Cook(ドラム)のカルテットが入る。 |
Johnny Sketch and The Dirty Notes / Pain, Pleasure, Fear and Opera
■ジョニー・スケッチの3枚目。前作がライブだったため、スタジオ録音では2枚目となる。ファンクの大盤振舞だったファーストから、ヘヴィメタすら思わせるギターやクレヅマーの音色を聴かせて音に広がりを見せたセカンドを経て、このアルバムはどうでる? と思ったらさらに音が広がりを見せています。 |
James Booker / Resurrection of the Bayou Maharajah
■Spiders On The Keysと対をなす形で発売されたMapleLeafBarでの1977〜82年のライブ集。彼はその頃ウィークリーで出演していたようで、大量の録音テープの中から選別されたベストテイクらしい。Spidersがピアノメインだったのを考えるとこちらはさしずめボーカル集か? |
James Booker / The Lost Paramount Tapes
■初期作品集であるGONZOを除けば、これだけしっかりとバックバンドが楽しめるのはこのアルバムくらいかもしれない。 |
John Boutte & Glenn Patscha / Scotch & Soda
■いかにもなタイトルとジャケのこのアルバムはジョン・ブッテの最古のアルバム(96年)である。ピアノのグレン・パッツァはWynton Marsalisに見出され、Ellis Marsalisの元で修行をしたというマルサリスファミリー。現在はYockamo All-StarsのピアノストとしてCUBANISMOとブッテの共演アルバムにも参加している。 |
James & Troy Andrews / 12 & Shorty
■トゥーサンのミニットレーベルからOoh-Poo-Pah-Dooのヒットで知られるJessie Hillを祖父に、Prince La La(誰やねん)を叔父に持つ、James "12" Andrews(TP)とTroy "Trombone Shorty"Andrews(TB)の兄弟アルバム。 |
John Boutte / Jambalaya CD & Bonus DVD 5.1 AUDIO
■感情的に甘く盛り上がるボーカルは数多ある。切なく感傷に浸らせる歌声もまたしかり。しかしブッテのレトロスペクティヴなハイトーンは決して過去を懐かしむようなセンチメンタルに訴えるでも泣き歌でもない。 |
Johnny Sketch and The Dirty Notes / LIVE At The SPLEAF
■勢いのあるバンドってのは何やってもCoolなんですねえ! ジョニースケッチのセカンドは04年5月21日、Maple Leaf Barでのライヴでした。ホーンがすごくカッコイイ。そしてそこに絡むギターの勢いは背筋に電気が走るようです。また、ところどころに聞こえてくるコーラスというか合奏チャント?がツボを押さえていてこれもいいです。まるでハードロックのように激しいのにクールという言葉がぴったり来るステージです。 |
James Booker / King of New Orleans Keyboard
■77年ドイツはハンブルグでのライヴ録音。元は二枚のレコードだったがCD化で一枚に。77年というと名盤New Orleans Piano Wizard(Boogie Woogie and Ragtime Piano Contest)の録音の年、ヨーロッパ遠征でその実力が脚光を浴びたブッカーの最盛期の一つだった時期だ。 |
James Booker / Spiders On The Keys
■77〜82年のメープルリーフでのライヴから。いきなり大大大好きなPapa Was a Rascalで始まり、そのまま無人島のもって行きたい曲On the Sunny Side of the Streetに行ってしまうから大変です。特筆する曲はEleanor RigbyとOver the Rainbowくらいで、それ以外は彼も彼のファンも慣れ親しんだ曲のオンパレードです。ステキだね。 |
James Booker / United Our Thing Will Stand
■ティピティナでの76年の蔵出しライブ2枚組。オルガンのLet's Make A Better Worldからなる〜く始まる。2曲のみオルガン、後はいつものブッカー節。Precious Lordだったり、ゴッドファーザーのテーマだったりPeople Get Ready だったりCome On To My Houseだったり色んなところで遊んでいるが、どれもBooker節のピアノになっているところがすごいもんだ。存在自体がオリジナルなピアニストってなかなかいるもんじゃない。 |
James Booker / Gonzo: More Than All His 45s
■天才鬼才変才?、イヤただのジャンキーJames Bookerの1954〜62年のコンピレーション。15歳〜23歳、若き日の奇人はどんな音を出していたのだろうか? と恐る恐る聞いてみた。 |
James Booker / A Taste Of Honey
■ジャンキーな変態ピアニストJames Bookerの77年ニューオリンズでのライヴ録音二枚組。77年とあるだけなのでかなり多くのライヴからかき集めた音源ではないだろうか、決して音がいいとは言えない。そしてダブり曲がかなり多く在庫の音をとりあえずぶち込んだような作りだ。 |
James Booker / New Orleans Piano Wizard;Live!
■一曲目のOn The Sunny Side Of The Streetのイントロでやられた!って感じ。カッコよすぎるんだもん。このライブは77年のモントルージャズフェスで行われたBoogie Woogie and Ragtime Piano Contestでのもの。金賞を取ったらしい、当たり前だ。 |
James Booker / Classified
■最も好きなピアニストの一人、ジェイムズ・ブッカーの82年の録音、スタジオ録音では人生最後のもの。「Junco Partner」のような神がかり的な音ではない。どちらかというと自分で楽しんでる部分の方が多い。 |
James Booker / Junco Partner
■いやぁこんなすごいピアノソロは初めて聴きました。アフロでアパッチの人相の悪そうなにやけたオヤジだけれどマジすごいっすよ。たった一台のピアノとほんの数曲のボーカルだけで音楽のすべてのフィーリングを体現してしまうのだから。。。こんなファンキーで大胆な「ジャンコパートナー」はほかでは聴けないです。 |
Jon Cleary / Pin Your Spin
■なんて強いグルーヴ、なんてクールなファンクネス。BASIN STREETへ移籍しての第二弾(通算四枚目)はもう"An Englishman in New Orleans"なんて言わせない。"Urban Funkness in New Orleans"だ。 |
John Boutte and Uptown Okra / Carry Me Home
■Aaron Nevilleとは違った形でハイトーンボーカルの美しさを聴かせてくれるJohn Boutte。前作とは打って変わって、今回はカントリーフレイバー満載のUp Town Okraとのコラボレーション。
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John Boutte / At The Foot Of Canal Street
■実は私、クレッシェンド・シティ・フリークスを公言しておきながら、アーロン・ネヴィルのハイトーンスウィートヴォイスがまるでダメなのです。その上、トゥーサンの甘い声もイマイチ、あの系統の声が苦手なのでしょう。 |
Johnny Sketch and the Dirty Notes / Bandicoot
■またまた活きのいい新人が登場! OffBeatの2003年度ロックベストアルバムに選ばれたジョニースケッチらのデビューアルバムは、いきなり3本のホーンが炸裂する大ファンク大会アルバム。ラップっぽいヴォーカルとギターのジョニーを中心とする6人組ナンだけど、FUNK、HIPHOP、REGGAEなどを縦横無尽に弾きまくっている。
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Joe Krown Organ Combo / Funk Yard
■ルーサー"ギター"ジョンソンやクラレンス・ゲイトマウス・ブラウンのキーボード奏者ジョー・クラウンがオルガンのみに絞った2002年の作品。ジャズファンクとニューオリンズ・ファンクの雰囲気をいい具合に絡めながらヒップでソリッドなブルースのグルーヴを聴かせてくれる。
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James Black / I Need Altitude: Rare & Unreleased New Orleans Jazz & Funk 1968-1978
■Eddie Boの名曲Hook and Slingのドラマー、Monkey Puzzleのコンポーザーとして、そしてマルサリスファミリーの一員として知られるJames Blackのレア&未発表曲集。 |
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